昨日は、朝7:00から30分間の講演をさせていただきました。
私は幼少期から人見知りも激しく、大勢の前に立つと緊張して頭が真っ白になる傾向にありました。
当時の私自身からは想像がつかないことだと思います。
そんな私が、なぜ、100人の前で講演できるようになったのでしょうか?
人見知りが100人の前で堂々とスピーチをするための3つの準備
私はもともと人見知りだったからこそ、人見知りの気持ちが分かります。
足が震え、汗が滲み、人の目が気になって目が泳ぐ。
なのに、スピーチをしなくてはならないのか、、、
このように、以前の私のように、スピーチに対して憂鬱な気持ちになることの多いあなたに送りたい!
3つの準備の話です。
- ①目的を明確にしましょう
スピーチを依頼してくる方には、目的があります。
スピーチの会場で、あなたを通して、会場にいらっしゃる方々に向けて、伝えたいことがあるから、スピーチを依頼してきたのです。
その目的を、その方にストレートに聞いてしまいましょう。
例えばこのように返事がきます。
「初めて参加するゲスト様に対し、あなた(私)が感じるこのチームの魅力を、お話しいただきたいです。スピーチが終わったら、ゲスト様がこのチームに入会したいと感じて、申込書を記入・提出してくれるとベストです。」
「目的の確認」「聴衆のとってほしい行動」を確認できれば大丈夫です。
この確認を繰り返していけば、いずれ、予測することが可能になります。
- ②できる限り原稿を作りましょう。
当然かもしれませんが、スピーチに慣れないうちは、原稿の作成がモノを言います。
とても効果的なんです。
スピーチにおいて原稿を見ないでサラサラと言葉を紡げる方は、カッコいいですが、一部の天才か、そういう場に大変慣れている方だと言えます。
スピーチ中に原稿を見てはいけないというルールがある場合は別ですが、そうでない場合は、原稿を見るのも良いのです。
もちろん、スピーチの現場で、チラッと見て、どこを読んでいるのかすぐにサーチできるように原稿を見やすく整えておくのは重要でしょう。
それを含めて「準備」であるということを認識してみてください。
- ③スピーチ直前に緊張を和らげる言葉を一つは持っておく。
どうしたって、スピーチ前は緊張します。人見知り、赤面症にとっては、必然です。
故に、気を和らげる言葉を用意しておきましょう。例えば、
- オレのスピーチなんて会が終わる頃には誰も覚えちゃいないさ!気楽に行こう。
- 自分がなんぼのもんじゃい!会場にいらっしゃる方にとって、自分は無名だ。失敗したところで、何もない。(むしろ覚えていただけるかも!)
- 真剣さだけは伝えよう。内容は忘れてもOK!
いかがでしょう。
緊張は、自分をかっこよく見せたい!恥を晒したくない!という意識からくるものだと思います。
だから失敗したって、半日もすれば誰も覚えちゃいないさ!
というふうに思える言葉を自分にかけてあげれば、失敗は恐れる必要のないことなんだと思えてくるものです。