名和高司さんの「パーパス経営」の第Ⅰ部を読みました。
詳細を知りたい方は、本書をご購入いただきたいのです。
僕は、理解が深くそして早くなると思いますので、このブログでは、大枠を捉えられるように、「けーやん要約」をいたしました。
けーやん要約(第Ⅰ部)
【第Ⅰ部大まかな流れ】
①様々な原因があり、資本主義は終わりを迎えている。
②「資本主義」のあとは「志本主義」である。「志」を今こそ持つべき。
③SDGsやESGに便乗する多くの企業は、振り回されているだけで、志は無い。
④著者である名和氏は、新SDGsを提唱している。
なぜ、ESGやSDGsに違和感を覚えるのか?
ESGやSDGsが持て囃されるようになって久しい日本ではあるが、どこか違和感を拭えないでいた。
その理由が、この本には書かれていて、我が意を得たり。
ESGは投資家の専門用語だから、ESGに則った経営をするということは、単に投資家の利益優先の会社になるということに等しい。
投資家は基本的に、目先の利益のみを欲しがるので、企業は軸がブレブレで振り回されちゃう。
SDGsは17の大項目と169の小項目から成り立っている。
全てが議論の余地がないくらい当たり前な内容。
だから、右ならえの状態に企業は陥り、企業としての個性が失われている。
つまり、この流れに便乗した多くの企業は、個性も志も無くしてしまっているのが現状なのだそうだ。
考えたこと
やはり、流行りものに便乗するのは、一瞬立ち止まって、考えてみることが大事ですね。
もちろん、流行りに真っ先に乗っかって、大きな利益を生み出している企業や人がいることも知っている。
ただしかし、自社の「志」や「想い」に沿っている方策なのかどうかは、検討してみないと。
便乗してみて、全く望んでいない状況に立たされて、初めて後悔するでは遅いかもしれない。
本書は、第Ⅳ部まであるので、しっかり読み、大枠を捉えられるよう超要約して、ブログに収めたいと思います。
引き続き、よろしくお願いいたします。