今朝は経営者モーニングセミナーにて、私の生徒さんAさん(30代女性)が5分ほどのショートスピーチをされました。

正直申し上げまして、感動しました。

彼女はスピーチに特別凄いことを盛り込んだわけではありません。

声が人一倍大きい訳でもないですし、女優さんばりに表情豊かな訳でもありませんでした。

しかし、彼女のスピーチは胸を打ちましたし、その証拠に、60代70代の人生経験豊富な経営者たちからも大絶賛を受けていました。

では、なぜ彼女のスピーチは、人の心を掴めたのか

それは、紛れもなく、感謝の気持ちで溢れていたからです。

脈々と続く、モーニングセミナーの運営と参加者たちに対する感謝。

スピーチを臆することなくできるようになれた、私が経営するコミュニケーションスクールに対する感謝。

人を紹介してもらえたり、今でも続く人間関係に対しての感謝。

全てのご縁に、彼女は本心から感謝の言葉を紡いでいました。

少しのスキルと、でも大半は「皆んなのおかげで今の私がある」という謙虚な気持ち。

ちょっと勘違いして、まるで一人で成功できたかのように語ってしまったとしても許される年齢かもしれない。

でも彼女は、その域を、そのレベルを、優に超えてしまっていたんですね。

素晴らしいのひとことです。

スピーチ、コミュニケーションを感動するレベルに持っていくには、スキルと同時に人間性を磨いておく必要があります。

一朝一夕では到達し得ませんが、磨き続けることが大事です。

まとめ

スピーチは人間性。