20代の若手会社員の味方、けーやんこと鈴木啓介です。
新入社員は「シャキッ」としている方が、上司からの印象も良いですし、もし営業の場合は、取引先の担当者にも覚えてもらいやすくなります。
「そりゃそうかもしれないけどさ、シャキッて何?どうすりゃ良いの?」
という方も多いと思います。
今回は私の経験から、「シャキ」の解説をしますので、どうぞよろしくお願いします。
よく分からず叱られ続けた新人時代
私は新卒で勤めた会社では、あまり信用を得ることができませんでした。
「ちゃんとしろ!」とか、「しっかりしろ!」、本日のタイトルにもある「シャキっとしろよ!」などと叱られてきました。
しかし、当時の私はどうしたら「ちゃんと」していて、「しっかり」していて、「シャキ」なのかが分かりませんでした。
何故なら、当の本人である私は、ちゃんとしているつもりでしたから。
ちゃんと、誠実に仕事をしようと思っているし、しっかり仕事を吸収しようとしているし、大学の部活では「シャキ」っとしている方だと自認していましたので、何故会社では怒られてしまうのかが分かっていなかったのです。
「シャキッ」としてる人はここが違った
9年ほど前からコミュニケーションスクールをスタートさせて、ようやく当時の上司や先輩のおっしゃる「シャキ」の意味が分かりました。
コミュニケーションスクールにいらっしゃる20〜30代の方々の中でも、色んな方がいます。
私も気付いたんです。
「あ、この方は、シャキッとしているなぁ」
「あれ?この人はもう少しシャキッとしていたら素敵なのに、、、」
図らずも自分が「シャキッ」を意識していたんですね。
実は「シャキッ」の正体というのは、「キビキビ」と動いているかどうかだったんです。
つまり、動作なんです。
シャキッとするには心よりも、まず身体!
私は「シャキッ」としなさい!と言われたら、心の問題で解決できるのかな?と思っていた時期があります。
しかし、「シャキッ」は身体であり、動作だったんです。
例えば、お辞儀をするときは、一度立ち止まってお辞儀をする。
静止するわけです。
そのあとまた、「パッ」と動き出す。
上司に、「鈴木くん、ちょっと来てくれないか?」と言われたら、間髪入れずに「ハイ!」と言い、すぐに動き出すのです。
小走りくらいのスピードで上司の元へ行き、ピタッと止まり、メモを開いて書き取る準備。
これが謎めいていた「シャキッ」の正体です。
ダラダラという気持ちではなく、ダラダラという行動・動作が人はイライラしてしまいます。
私は、当初、ダラダラと動いていたんだと思い返し、反省しました。
たったこれだけで、人の印象は変わります。
デキる人に映るんです。
実は身体が「シャキッ」としてから、心・精神が「シャキッ」とするという順番です。
驚くほど上司に気に入ってもらえる確率が上がりますよ。
まとめ
「シャキッ」は心よりもまず動作。
静止と動き出しを意識すれば、上司はあなたの虜になる。