20代や30代の社会人(まだ私もそうですが)のお客様とお話ししていると、成長の欲がある方が多く、これからの日本に期待を持てます。
私も頑張りますっ!!
しかし、意欲がある方ほど陥りやすい問題が、「ねばならない」問題です。
私も社会人になったばかりの頃、陥りました。
- 「成長しなければならない」
- 「成績を前年対比150%達成せねばならない」
- 「出世しなければならない」
- 「社員全員と仲良くしなければならない」
- 「3年間は勤め続けなければならない」
- 「ミスせず、全て成功させなければならない」
- 「呼び出されたら土日でも出勤せねばならない」
挙げたらキリがないくらいに、私は「ねばならない」のストレスを抱えていました。
しかし、これは本当でしょうか。
「ねばならない」ということばかりで、世の中は成り立っているのでしょうか?

実は、やらなくてはならないことなど、この世には1つもない。
世の中には、私がやらなくてはならないことはありません。
私の人生において、どこに到達し、何を得たいのか。(have)
私の人生において、何を実現したいのか。(do)
私の人生において、どういう人格で在りたいのか。(be)
人生にはこの三つしか無いのです。
「ねばならない」から「したい」のエネルギーで生き始めると、全てが整ってきます。
「したい」ことはたくさんある。
でも、したいことの実現のためには、我慢して「せねばならない」こともあるんじゃないの?
私はそう思っていた時期があります。
しかし、そうではありません。
私の実現したいことに向かうために、必要な成長であれば、「成長しなければならない」のではなく、「成長したい」のはずです。
私の実現したいことに向かいたいが、やり方が分からないのであれば、分かっている(分かっていそうな)人を師として仰ぎ、その方の教えの通りに実践を「したい」と思えるはずなのです。

もし、その師からの教えを「せねばならない」というエネルギーで受け取ったのなら、私が「実現したい」と口にしていることは嘘になります。
「ねばならない」はこの世には存在しません。
「したい」のエネルギーで生きてまいりましょう。